定期予防接種について

 
 乳幼児期には免疫(病気に対する抵抗力)が未発達なため、さまざまな感染症にかかります。そして
感染していくことで免疫をつけながら成長していきます。でも、子どもがかかりやすい感染症は、かぜ
のように軽いものだけではありません。
 感染症を予防するのに、安全で確実性の高い方法が、ワクチンの接種です。ワクチンは、病気を防ぐ
ために必要な免疫を安全につける方法です。ワクチンを接種することで、子どもたちを病気から守るこ
とができます。
 まだ受けていないものがありましたら、できるだけ早く接種しましょう。

持参するもの
 母子健康手帳、予診票、予防接種券
 ※予防接種の実施日や時間などは、医療機関に事前にご確認ください。
  接種スケジュールは医師にご相談ください。

予診票をお持ちでない方
 転入や紛失などにより、能代市の予診票をお持ちでない方は、母子健康手帳をお持ちになり、下記の
窓口にお越しください。来庁が難しい場合は、ご連絡ください。
 ・本庁舎2階 子育て支援課(電話番号 89-2948)
   ・二ツ井町庁舎1階 市民福祉課(電話番号 73-5500)

 
予防接種のスケジュール管理にご利用ください。
KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう
NPO法人VDPを知って、子どもを守ろうの会



     標準的な接種方法(接種間隔が開いた場合は医師にご相談ください) 
予防接種名
接種開始年齢
接種回数・間隔
ヒブ 生後2~7か月未満 初回 27日~56日までの間隔で3回 追加 初回終了後7か月~13か月の間隔をおいて1回
生後7か月~1歳未満 初回 27日~56日までの間隔で2回 追加 初回終了後7か月~13か月の間隔をおいて1回
満1~5歳未満 1回
小児用肺炎球菌
生後2~7か月未満 初回 27日以上の間隔で3回 追加 初回終了後60日以上経過し、1歳以降、生後12~15か月に至るまでに1回
生後7か月~1歳未満 初回 27日以上の間隔で2回 追加 初回終了後60日以上経過し、1歳以降において1回
満1~2歳未満 60日以上の間隔で2回
満2~5歳未満 1回
予防接種名
接種が望ましい期間
接種が可能な期間
接種回数・間隔
ロタウイルス 初回は生後2か月~生後14週6日 ワクチンの種類によって異なる
【ロタリックス】生後6週~24週
【ロタテック】 生後6週~32週
ワクチンの種類によって異なる
【ロタリックス】2回
【ロタテック】3回
B型肝炎 生後2~9か月未満 1歳未満 3回 27日以上の間隔で2回接種した後1回目の接種から139日以上の間隔で1回
四種混合1期初回 生後2~12か月未満 生後2~90か月未満 標準的には20~56日の間隔で3回
四種混合1期追加 初回(3回)終了後12~18か月 初回(3回)終了後6か月以上。ただし、生後90か月未満。 1回
BCG 生後5~8か月未満 1歳未満 1回
麻しん・風しん1期 1~2歳未満 1回
麻しん・風しん2期 小学校就学前の1年間(年長児相当) 1回
水痘1回目 1~1歳3か月未満 1~3歳未満 1回
水痘2回目 1回目終了後6か月~1年後 1回目終了後3か月以上。ただし、1~3歳未満 1回
日本脳炎1期初回 3~4歳未満 生後6~90か月未満 標準的には6~28日の間隔で2回
日本脳炎1期追加 4~5歳未満 初回終了後6か月以上、標準的にはおおむね1年を経過した時期。ただし、生後90か月未満。 1回
日本脳炎2期 9~10歳未満 9~13歳未満 1回
二種混合 11~12歳未満 11~13歳未満 1回
子宮頸がん
(HPV)
中学校1年の女子 小学校6年~高校1年相当の女子 サーバリックス(2価ワクチン)3回
ガーダシル(4価ワクチン)3回
シルガード9(9価ワクチン)
1回目を15歳になるまでに受ける場合 2回
1回目を15歳になってから受ける場合 3回

◎子宮頸がん(HPV)について

 
令和4年4月から、積極的勧奨を再開しています。
 ワクチンは2種類使用可能でしたが、令和5年4月1日から、シルガード9(9価ワクチン)が追加になりました。
 詳細は「HPVワクチンの勧奨について」をご覧ください。

 

◎日本脳炎定期予防接種の特例について

  平成17年5月30日の積極的勧奨の差し控えによって、接種が行われていない可能性がある方は、次のとおり
 特例で定期予防接種をすることができます。
 特例対象者  平成7年4月2日から平成19年4月1日に生まれた方
 特例の内容  20歳未満までの間、定期予防接種を受けることができます

◎個別通知について
 各学年の4月下旬に予診票を送付します。
学年 予防接種の種類 接種できる期間
 小学4年生  日本脳炎2期  13歳の誕生日前日まで
 小学6年生 二種混合  13歳の誕生日前日まで
 中学1年生(女子) 子宮頸がん(HPV)  高校1年相当の年度の3月31日まで