小友沼の野鳥

●小友沼で見ることができる主な野鳥

マガン


マガン
 

ピンク色のクチバシと、クチバシ周囲の白い縁取りが特徴。子育てはオスとメスの共同で行い、つがいは生涯を連れ添う。
能代では秋から春に見かける渡り鳥。
全長約65~82cm。 





 


  ヒシクイ(友子) 
 

マガンより大きく、黒色のクチバシにオレンジ色の帯が特徴。 名前の由来は水草のヒシの実を好んで食べることから。
生息数は減少し、国の天然記念物に指定されている。
全長約78~100cm。
能代では秋から春に見かける渡り鳥。 
写真は翼を傷め北へ帰れず小友沼で数年過ごしたオオヒシクイ。「トモ子」と呼ばれ親しまれていた。

ハクガン


ハクガン
 

白い翼の先だけが黒いのが特徴。
絶滅が危惧されていたが、近年小友沼にはガン、ハクチョウ類に混じって飛来し増加傾向にある。
全長約66~84cm。
能代では秋から春に見かける渡り鳥。 

オオハクチ


  オオハクチョウ 
 

長距離を飛翔する鳥としては最大級で、身体が重いため、離陸時は助走を必要とする。  
全長約140~165cm。
能代では秋から春に見かける渡り鳥。 

コハクチ


コハクチョウ
 

オオハクチョウよりクチバシの黄色部分が小さく、首も短く見える。
全長約115~150cm。
能代では秋から春に見かける渡り鳥。 

コガモ


コガモ
 

側面に横方向の白線があり、腰の両側に黄色い三角の斑がある。
カモ類の中では冬の渡りが早く、また春の渡りが遅めである。
全長約34~38cm。
 










カンムリカイツブリ
 

夏羽は冠羽が発達し、頬から後頭にかけて黒い縁取りのある赤褐色の飾り羽が生じる。冬羽は冠羽はあまり発達せず、頬の羽毛は白い。
冬鳥として飛来するが、下北半島や琵琶湖など本州の湖沼でも少数繁殖する。
全長約46~51cm。   

カルガモ


カルガモ
 

クチバシは黒く先端だけが黄色い。
渡りは行わないが、寒い地域では冬季になると南下する。
湖沼、河川、市街地など全国で普通に見られる。
全長約24~26cm。

オナガガモ


オナガガモ
 

他のカモより比較的首と尾羽が長くスマートな体型をしている。 クチバシは黒くて両側は青鉛色。
全長約51~75cm。

ダイサギ


ダイサギ
 

足と首が非常に長く、クチバシも長く、眼下にある口角の切れ込みが眼より後ろまで食い込む。
夏羽は胸や背中に長い飾り羽が現れる。眼先が緑がかる婚姻色が現れることもある。
体長は 90cm ほどで、日本ではアオサギと並ぶ最大級のサギ。

写真提供:おとも自然の会 寺内 征夫氏
                               

リンク先 :公益財団法人「日本野鳥の会」
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