vol.31 ある日の青田隊員(2017.10.10)

 8月20日に行われたのしろ銀河フェスティバル夜の部として、子ども館でプロジェクションマッピングを実施しました。昨年は、小規模での開催でしたが、今年は子ども館正面右側を使用し、規模を大きくして行いました。テーマは、星野シローが宇宙へと帰る様子を描いたアニメーションで、30分間の物語の途中では、実際にシローが登場し、殺陣を披露するステージパフォーマンスも行いました。

 映像製作には、3カ月を要しましたが、シローらしさ、優しさが伝わればと思い、巨大な絵本を見ているかのような演出にしました。ステージパフォーマンスでは、シローを含めた3人の殺陣師が、開催までの短い期間で、稽古を重ね、一つのステージを完成させてくれました。

 開催当日の夜は少し曇り、星空は雲に隠れてしまいましたが、予定通り無事に終えることができました。ところどころで歓声が上がり、子どもたちが「シロー! 」と叫んでくれる、そんな姿を見ていたら感激のあまり涙が出ました。暖かいステージを開催することができたこと、そして多くの課題を当日までにクリアして、全ての歯車を合わせることができたことが本当にうれしかったです。

そして何よりも星野シローの最後の舞台を作り上げることができて本当に良かったと思っています。

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上映に向け打ち合わせを行う青田隊員
(左から2人目)

子ども館の壁面に映し出された映像