vol.33 ある日の青田隊員(2017.12.10)

能代にやってきて一番最初に思ったことは空がすごく広いと感じたことです。
すてきな桜が咲く春、暑いけれど風が心地よい夏、急激な温度差によって色鮮やかな紅葉を見た秋、そして、すべてが白くなる冬。
能代にやってきて改めて、四季を感じることができました。

1年7カ月という短い間となってしまいましたが、この12月をもって退任することになりました。
主に裏方としての仕事が多く、あまり表に出ないため、街の方々と接する機会がなく、普段どんな活動をしているのかも伝えることがなかなかできませんでした。
しかし、バスケの街づくりをテーマに能代に来て、短い間にたくさんの経験をさせていただきました。

この能代の素晴らしいところは、美しい自然があるというのはもちろんですが、何よりも外から来た人たちを温かく出迎えてくれる優しい人が多いことです。能代に移住してそれをとても強く実感しました。

多くの方々に助けられ、何も知らなかったこの街のことを知ることができて、本当に大好きな街になりました。東京生まれ東京育ちの自分にとって初めてできた故郷です。
この能代での活動の一つ一つが実を結び、新しいフィールドに挑戦することになりました。
これっきりではなく、これからです。立場や場所が変われど、能代に対する愛は変わりません。
いつかまた、帰って来た時は「おかえり」と言ってくれるとうれしいです。

短い期間ではありましたが、本当にありがとうございました。

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能代で出会ったバスケの経験をもって新たなフィールドへ