カ行

がっこ

漬け物の事。主にタクアン。くん製にすると「いぶりがっこ」にバージョンアップし、風味が増す。
※名産ですので、秋田にお越しの際は、ぜひ食べてみてください。

かだる

仲間に加わる、などの意味。「かででけれ」「かでで」でも、同じような意味になります。

例:俺もかででけれじゃー。(訳:俺も仲間に入れてよ~。)

がっちめがす

殴る、という意味。勢いで言われると、本当に「殴られそう」な気分になる。
イントネーションは「めがす」を強めに。

きかね

やんちゃな、という意味。病院などではしゃいでいる子どもによく使います。
もしくは手加減を知らない親戚の子。

例:まんづ、きかねぇわらしっこだなっ!(訳:ホントっ、やんちゃな子どもだなっ!)

きだふり

かっこつけている、気取っているなどの意味。
「きだふりこぎ」になると「かっこつけている人」になります。
見かけたら声を大にして叫びましょう。

例:きだふりこぐなっ! 似合わねぇがら…(訳:かっこつけるなっ! 似合わないから…

言われたら、がっちめがしましょう

きみ

とうもろこしの事 東北・北海道では、ある意味共通語。

例:きみ、美味そうだなぁ~ 訳:とうもろこし、美味しそう~

※使い方を間違えると変な誤解を招く場合があります。

食べるの意味。
続く「け」とセットで使われることが多い。

食べて、と相手を促すというニュアンスが含まれる言葉
「まず、け。まず、け」と言われる事が多い。

例:んめ菓子こあるがら、まんつ、け。
(訳:おいしいお菓子があるから、まず食べて。)

  「く!」(食べる!)と返します。

け~

食べれ~、という意味ではない。語尾を伸ばすと「かゆい」という意味になります。

例:あ~、背中け~。 (訳:あ~、背中がかゆい~。)

※会話の内容で判断しましょう。

こちょがす

雰囲気が「転がす」に近いが、実際はくすぐるという意味。
こちょこちょ…、というくすぐる時、誰もが口にしてしまう擬音が発祥。

例:こちょがすぞ~っ!(訳:くすぐるぞ~っ!)

響きが可愛いので、小さい子には大人気です。

ごんぼほる

駄々をこねること。
主に子どもに対して使いますが、酒を飲んで管を巻く大人にも使います。

秋田にはお酒を飲んで、子どものようになってしまう大人がたくさんいるので、この言葉はよく使います。

例:あの人ど、酒っこ飲めばごんぼほってしょうがねぇがらなぁ…
(訳:あの人とお酒を飲むと、管を巻いてしょうがないからなぁ…)

お酒は楽しく飲みましょう。