令和6年度 能代こども環境探偵団 第1回活動報告
今回の活動は、檜山川の上・中・下流3地点の簡易水質調査を行い、周囲の環境と水質の変化や水の汚れの原因について考えました。
●日程 令和6年6月23日 日曜日
8時00分 市役所本庁舎市民交流スペース集合 天気は晴れ。
今回の活動は、3人の団員と6人のサポーターが参加しました。
サポーターの一員として、生き物に詳しい地域おこし協力隊の檜森隆太さんが参加してくれました。
開講式では、団長から探偵団についてや、6月環境月間、6月5日環境の日についてお話がありました。
事務局からは、活動日程や注意事項の説明がありました。
8時10分 調査地点へバスで移動です。
8時30分 下流地点(能代工業団地付近) 橋の上からバケツで水をくみ上げ、水温や透明度を調べました。
まわりには、工場、畑、草が多く見られました。
9時00分 中流地点(樋口) ここでも水をくみ上げ、水温や透明度を調べました。
まわりには、家、学校、田んぼ、山が見られました。
9時30分 上流地点(湯ノ沢地内)での採水後、水に入って川の生き物を探しました。
石の下にはいろいろな生き物が隠れています。
10時20分 檜山地域センター着(10分休憩)
10時30分 パックテストという道具を使い、水の汚れ具合を調べました。
上流と比べて、中流、下流は、やや汚れているということが分かりました。
上流で見つけた生き物も観察しました。
魚類はアブラハヤ、カジカ、ドジョウなど、ほかにはトノサマガエル、オタマジャクシ、ヤゴ、カワゲラ、スジエビなどを見つけました。
10時50分 調査結果のまとめ
スタッフからは、生活と自然環境が繋がっていて、水質やそこに住める生物も人間の活動の影響を受けているので、身近なところから環境に優しい行動を考えていきましょうというお話がありました。
今回は、川に入ったり、生き物をとって観察したり、違いを比べて、いろんな発見がありました。
次回の活動も楽しみです。
よくある質問(Q&A)
●能代こども環境探偵団とは?
身近な環境について理解を深めるとともに、環境保全に対し主体的行動を促すことを目的とし、環境教育に対する行政の支援として、体験型環境学習を行うものです。平成5年度から実施され、年数回程度開催されています。市内の小学1年生~中学3年生を対象とし、主な活動は、自然観察や身近な環境調査などです。
●こどもエコクラブとは?
こどもエコクラブとは、幼児(3歳)から高校生までなら誰でも参加できる環境活動のクラブです。子どもたちの環境保護活動や環境学習を支援することにより、子どもたちが人と環境の関わりについて幅広い理解を深め、自然を大切に思う心や、環境問題解決に自ら考え行動する力を育成し、地域の環境保全活動の環を広げることを目的としています。
市では、保護者・指導者・企業・団体の方々といった様々な方からご支援ご協力をいただきながら、全国事務局から提供されるプログラムや場の提供について、こどもエコクラブ地域事務局として支援します。