vol.43 地域おこし協力隊通信 八巻枝美 編(2018.11.10)

  岐阜育ちの私にとって初めて迎える北国の冬。
  寒さへの不安と美しい冬の世界への期待が入り混じり、少しドキドキしています。能代へ来て半年、多くの出会いや美味しい食べ物、美しい風景に恵まれ、とても充実しています。
  
  先日、小友沼へ星空の写真を撮りに出かけました。その日は「オリオン座流星群」の日。

  オリオン座は冬にきれいな星座ですが、秋でも見ることができるため、月が沈みオリオン
座が空高く上る深夜に出かけました。数が多い流星群ではないので、気長に空を見上げて
待ちます。
  
  流れないかなと思って眺めていると、突然シュッと横切る光の帯。なんとか写
真に収めたいと思うのですが、カメラが向いている方向に、シャッターを押したタイミン
グで流れてくれる都合の良い流れ星はなかなかありません。
 


  何度も挑戦し、1枚だけ流れ星をきれいに捉えることができました。
  だんだん東の空の色が変化し、星が一つ、また一つと姿を消していきます。



  ここは「小友沼」。多くの渡り鳥がやって来る場所です。
  夜明けとともに飛び立つ渡り鳥の姿を収め、この日の撮影を終えました。

 

夜空に流れる一筋の光 

小友沼を飛び立つ鳥たち