「水素ラボ構想」プロジェクトチーム発足について
令和6年6月19日付で、能代市・JAXA・秋田大学・早稲田大学の4者により、能代市の「水素ラボ構想」の実現に向けたプロジェクトチームを発足しました。
※左側より、秋田大学 総括副学長 尾野 恭一 氏
JAXA能代ロケット実験場 所長 小林 弘明 氏
能代市長 齊藤 滋宣
早稲田大学 持続的環境エネルギー社会共創研究機構 機構長 齋藤 潔 氏
■能代市「水素ラボ構想」の概要
市とJAXAが連携して、JAXA能代ロケット実験場内にある液化水素貯蔵タンクから発生するボイルオフガスを回収・再利用し、水素関連ベンチャー企業等へ提供する【構想1】と、その後、こうした企業や大学等が集まり水素関連の技術検証や製品開発、研究等を行うことが出来るラボを整備する【構想2】があります。
・構想1:ボイルオフガスの再利用
能代ロケット実験場内の液化水素貯蔵タンクから発生するボイルオフガスを再加圧・貯蔵・充填設備(市が整備)で燃料として活用し、能代市内に拠点を置いて水素を活用した製品等開発や実証を行う企業に提供
◎目的・効果
⇒中小企業等の水素研究・製品開発への参入機会創出
⇒地域企業の水素関連設備のメンテナンス技術開発等参入機会創出
⇒新製品等を生み出すことによる水素ニーズ(需要)の創出
・構想2:水素ラボの建設
水素関連の開発・実証を行う企業や学生が集まることができるラボを建設(民間資金等の活用を想定)し、関係人口の創出や、JAXAや大学と連携して水素に関する専門教育を施し、人材育成の場を創ることを目指します
◎目的・効果
⇒幅広な人材育成を行うことで、水素社会実現へ貢献
⇒関係人口の創出により、新たな研究・開発につなげる
◆構想イメージ
■第3回 液体水素利用シンポジウムの開催(令和6年7月20日)
能代市を会場に、JAXA・能代市・秋田県の共催で水素シンポジウムを開催いたします。
本シンポジウム内においても、市の構想に関する説明等がございますので、興味のある方はご参加ください。
※詳細は下記リンク先参照
https://www.isas.jaxa.jp/researchers/symposium/hydrogen/fy2024.html
◆企業版ふるさと納税の受入について
本構想実現に向け、様々な民間企業からのご寄附を募っております。
ご寄附のお申し出等ございましたら、下記までご連絡ください。
●問い合わせ先:企画部 総合政策課 企業連携室
TEL:0185-89-2209 / メール:sougou@city.noshiro.lg.jp