子育てお役立ち情報

子育てに役立つ情報をお知らせします

予防接種について

予防接種の種類、実施内容と共に、接種の推奨時期についても定められています。それぞれに予防接種を実施する推奨時期は、お母さんから赤ちゃんにあげていた免疫効果の減少、感染症にかかりやすい年齢、かかった場合に重症化しやすい年齢などを考慮して設定されています。生後2か月から接種が勧められているものがあるので、早めに市区町村、子育て世代包括支援センター、保健所、市町村保健センター、かかりつけ医に問い合わせましょう。
予防接種を受けに行く前に、体温を測り、予診票の注意事項をよく読み、予診票に必要事項を正確に記入して、母子手帳と共に持って行き、子どもの健康状態をよく知っている保護者が連れていき、不安なことがある場合には、医師に相談しましょう。

お子さんの病気やけがについて

子どもは感染症にかかったり、やけど、けが、誤飲などの事故にあったりすることも稀ではありません。いつもお子さんと接している保護者が、子どもの様子が「普段と何かが違う」「どこかおかしい」と感じた時には、よく状態を観察しましょう。心配な点がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
・こども医療電話相談事業(電話番号:#8000)
休日、夜間の子どもの症状にどう対処したらよいのか、病院を受診したほうが良いのかなど判断に迷ったときは、小児科医師や看護師から、症状に応じた適切な対応の仕方や受信する病院等のアドバイスを受けられます。

子どもの発熱について

発熱の多くは、風邪などのウイルスの感染によって起こりますが、ウイルスと闘うために、自ら熱を出して病気を知らせてくれる大事なサインの一つです。
熱が高いときは脱水症になりがちです。湯冷まし、麦茶、おっぱいなどの水分補給をこまめにしましょう。
熱があると汗をよくかきます。汗をかいたままにしておくと体が冷えるので、こまめに拭いたり着替えさせたりします。お風呂は熱が高いうちは控えたほうがいいでしょう。
気を付けたいのは、2か月未満のお子さんで38度以上の発熱です。できるだけ早く小児科を受診しましょう。

歯のお話について

乳歯は上下10本ずつ、合計20本あります。生後6~8か月ころで下の前歯から生えはじめ、2歳半~3歳ころ20本が生えそろいます。葉の生える時期や順序は個人差があります。
一度虫歯になってしまった歯は元の自然な歯に戻ることはありません。虫歯になりにくい健康な歯を育てるために、次のようなことを心がけましょう。
・食事やおやつの時間を決め、だらだら食いにならないよう規則正しい生活をしましょう。
・歯が生えたら、歯みがきをスタートしましょう。
・始めは遊びながら、歯ブラシに慣れさせましょう。
・仕上げみがきは、小学校低学年頃までしてあげましょう。
・たくさんの種類の食品をバランスよく食べ、歯を丈夫にしていきましょう。
・よく噛んで食べることを身につけるようにしましょう。噛むことにより、唾液の分泌もよくなり、虫歯予防になります。また、あごの骨や筋肉が発達し歯並びが良くなります。脳や味覚の発達を助けます。

スキンシップの大切さについて

子どもを抱きしめたり優しく体に触れたりするスキンシップは、とても大切な愛情表現の一つです。お父さんやお母さんにたっぷりと抱っこされて育った赤ちゃんは、人に対しての信頼度がいつの間にか培われていくようになります。
赤ちゃんも相手をしてもらうのが大好きです。ほっぺをチョンチョン、お鼻をツンツンなど、ごくごく普通に触れ合って一緒に楽しみましょう。子どもにとってお父さんお母さんの愛情は、最高の栄養です。また、お子さんの笑顔は、お父さんお母さんに元気や幸せを運んでくれますね。
年齢に関係なく、お子さんが甘えてきたら、そっと抱きしめ「あなたが大好きよ」と温かな触れ合いを示してあげてください。優しい言葉がけとスキンシップによって、お子さんは愛されていることを強く感じてくれます。

絵本について

子どもは満1歳ころから絵本に興味を示し始めます。
「絵本を読んで」と本を持ってきたときには、許す限り何度でも読んであげましょう。身近にいる大人が、柔らかい声で心を込めて読んであげると、子どもは絵本は大好きになっていきます。
読み聞かせのポイントとして、小さい頃は膝にのせて読んであげましょう。肌が触れていると、お子さんの様子やお話のどの場面に一番興味があるかがよくわかります。絵本を見ながら示す動きや言葉に、大人が応じるようにしましょう。
お子さんのの成長や興味、関心をよく見極めながら、お子さんの気持ちに合った絵本を選んであげましょう。多くの良い絵本との出会いは、楽しい世界がぐんと広がりますよ。

トイレトレーニングについて

トイレトレーニングは、一般的に2歳半から3歳ころが目安ですが、子どもの発達具合には個人差があります。お子さんの成長に合わせて、無理に誘ったり座らせたりせず、ストレスのないように進めましょう。
トイレトレーニングを始めるには、次のようなコツがあります。
・トイレに行くことの抵抗感をなくす。
・好きなパンツを選ばせてあげる。
・できたらたくさん褒めてあげる。
・無理に誘ったり座らせたりしない。
失敗しても叱ったりせず、お子さんのペースに合わせて、ゆっくり進めてみましょう。