市長への手紙【平成21年度の概要】について

・「市長への手紙」は平成21年度合計71件のご意見、ご提言等をいただきました。
 どうもありがとうございました。
・お寄せいただいた手紙のうち、主に市全体に関連する内容をお知らせします。
・手紙の内容、回答は要約してあります。
・「市長への手紙」(用紙)は関連ファイル「市長への手紙」からダウンロードできます。
 

ご意見・ご提言1

 市でも雇用対策・景気回復対策を

内容

 ハローワークでは、連日職を求める人で溢れているが、市では何か雇用対策・景気回復対策を打ち出すことはないのか?

回答

 市では、今年2月「企業支援・雇用緊急対策本部」を設置、経済・雇用対策に取り組んできた。『経済対策』としては、「中小企業への融資制度の拡充」や「中小企業が休業した際の休業手当に助成する国の中小企業緊急雇用安定助成金への上乗せ助成」等(本年4月10日発行「広報のしろ」参照)。また、消費刺激・商業活性化を目的に、商工会議所等で企画した「プレミアム商品券発行事業」に、そのプレミアム分を補助している。『雇用対策』としては、離職者が再就職までのつなぎ就労として、国の緊急雇用創出事業を利用し、市臨時職員30名以上雇用したほか、民間企業等に委託して離職者を雇用する「ふるさと雇用再生臨時対策基金事業」に取り組む。このように、国・県の事業と重複しないよう見極めながら実施しており、今後も連携しながら対応していきたい。

受付年月日

平成21年4月20日

担当課

商工港湾課


ご意見・ご提言2

 住吉町住宅の建て替えに関して

内容

 住吉町住宅の建て替えだが、すぐ隣りに10年以上空き地になっている土地がある。なぜ、先にそこに新市営住宅を建てることができないのか。現在、市営住宅に入居中だが、高齢者にとって、建設期間中、別のアパートに引っ越し、さらにまた新住宅に引っ越すと、2度の転居はとても大変である。

回答

 確かに、建替えにあたっては、あらかじめ新住宅を建設し、その後転居してもらう方法が、最も望ましいとは考えている。指摘の空地は、必要な住宅150戸と併設施設を建設するためには手狭であり、市道部分を含めて東西の各敷地を一体として新たに整備することが必要である。そのため、現在の住宅の取り壊しから新住宅完成までの間は、仮住居での生活をお願いすることとなり、皆さまに負担をかけ、申し訳なく思っている。また、仮住居は、民間のアパートに頼らざるを得ず、移転先情報や移転補償費等を関係団体と協議検討を行い、入居者へお知らせしたい。できる限り入居者の皆さまの負担とならぬよう検討していくので、疑問点・気づいた点・事業に関する心配事等あったら、連絡をお願いする。

受付年月日

平成21年6月2日

担当課

都市整備課


ご意見・ご提言3

 落合浜の管理と公園への遊具整備について

内容

 落合浜だが、この数年で管理者もいなくなりトイレ・水など使えなくなった。盆に友人達との浜でのバーベキューを楽しむが、現状では不便で困っている。予算もあると思うが、もう一度落合浜の管理を短期間でもいいのでお願いできないか。もう一つ、鷹巣「大太鼓の里」の公園・三種町「ゆめっぴ」(数種類の滑り台あり)などのように、もう少し遊具が沢山ある公園があれば子供達ももっと伸び伸びとでき、いいと思う。子どもから老人までもっと住みやすい町にしていくように、何年先でも検討すべき。

回答

  「能代海水浴場」だが、閉鎖前の利用者数をみると、平成11年の2万人強をピークに、14~18年は約6~8千人の間で推移していた。しかし、19年にはでサメの目撃情報や、流木やごみ等の流着、雨による海水の濁り等で、約5千人にまで減少していた。それから、トイレやシャワー室などの県管理の屋外施設の老朽化が著しく、また大量の流着ごみなどの撤去への経費の掛かり増しも予想された。こうした中、市の「行財政改革大綱」の中で、維持管理が困難な状況にあることで、施設管理者である県(能代港湾事務所)との協議を経て、平成20年から「休止」している。 「市民意識調査」の結果でも、休止前から近隣の海水浴場の利用が多くなり、当面、休止を継続せざるを得ないと考えている。また、一年を通じてごみの放置等マナーの悪さも目立っており、バーベキューなどは、できれば他の施設を利用していただきたい。
 「公園の整備」についてだが、現在、市では、街なかの公園でも「危険遊具」の撤去を行っているが、厳しい財政状況の折、新たな遊具の設置はなかなか難しい状況にある。今後、提案のように、一箇所に様々な遊具を設置する手法も検討も必要と考えているが、広い用地と多額の費用が見込まれ、今後、活用可能な国の補助制度等を探しながら、実現可能かどうか検討していきたい。

受付年月日

平成21年6月4日

担当課

商工港湾課・都市整備課


ご意見・ご提言4

 敬老会時の記念品廃止について

内容

 敬老会への案内状をもらったが、記念品が支給されないと知りガッカリした。担当課から平成19年度から廃止されたと聞いたが、少子化の現代とはいえ、戦中戦後の中心的役割を果たしてきた高齢者の元気・やる気・根気等の努力があればこそ“今日”があるはずではないか。老体ながら一日でも永く生きたいと念じて、家族も含めて式を指折り数えて待っていた身には、記念品(額の多寡ではなく)が廃止されたことに対し、残念に思うと共に、その「つれなさ」に失望しペンを執った。今後の善処を要望する。

回答

  「敬老会」は、多年にわたり社会に寄与してこられた高齢者の皆様に敬意を表し、労苦をねぎらうとともに、「長寿」と「健康」を祝うことを目的に実施してきたが、対象者や式典の内容等、随時見直しをしながら継続してきた。かつては「祝宴」を設けたり、「記念品の贈呈」も行っていたが、厳しい財政状況の折、時代にそぐわないと徐々に縮小し、平成18年度を最後に記念品も廃止した。しかし、少しでも楽しく過ごしてもらうため、記念品はないが様々な「アトラクション」を企画し、歌や踊り等のステージを楽しんでもらうほか、舞台で披露してもらった小学生から1人ひとりに「お手紙」を手渡しする等、出席者の皆様からは好評を得ている。今後も厳しい財政状況の中、以前のような「記念品の贈呈」はできないかもしれないが、限られた財源の中で、心温まる敬老会を継続し、人生の先輩である高齢者の皆様への感謝の意を伝える機会をなくさないようにしていきたいと考えている。

受付年月日

平成21年8月31日

担当課

長寿いきがい課