TENOHA能代におけるITを活用した地域活性化に関する連携協定について
能代市、秋田印刷製本株式会社、NEXTVISION株式会社、東急不動産株式会社、秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド合同会社の5者は、令和6年2月20日に「連携協定」を締結しました。
この協定により、秋田印刷製本株式会社とNEXTVISION株式会社が「TENOHA能代」を拠点としてコンソーシアムを設立し、市は同コンソーシアムへ地域おこし協力隊活動業務を委託することで、市の産業をはじめとした様々な魅力を発掘し、市内外へプロモーションを行うことを目指します。
■連携協定の概要
この連携協定の概要は以下のとおりです。
(1)秋田印刷製本株式会社は、「TENOHA能代」を拠点とした新会社を設立する。
(2)NEXT VISION株式会社は、「TENOHA能代」に支店または営業所を設置する。
(3)新会社及びNEXT VISION株式会社は、両者でコンソーシアムを設立する。
(4)能代市は、コンソーシアムに協力隊活動業務を委託するための予算を措置する。
これらの条件が整った場合、市がコンソーシアムへ地域おこし協力隊活動業務を委託し、業務を受託したコンソーシアムは、協力隊を自社の正規雇用として募集・採用をしたうえで、本市の協力隊としての委嘱も受け、育成を行いながらITを活用した地域活性化業務に取り組むことになります。
地元企業(市内企業※新会社)と東京のスタートアップ企業(県外企業)がコンソーシアムを設立し、こうしたコンソーシアムへ地域おこし協力隊業務を委託するという取組は、秋田県内初です。
なお、東急不動産と秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンドは、パートナー企業として、本取組におけるTENOHA能代の活用や地域活性化事業に関して、支援・協力をいただけることとなっています。
■協定に基づく今後の取り組みについて
WEB事業を行っている秋田印刷製本、映像・動画制作及び編集に関するノウハウを有しているNEXTVISIONがタッグを組み、地域おこし協力隊活動業務として、市のプロモーションに係るWEBサイトや動画を活用したコンテンツ制作や配信、イベント企画・支援などの事業を行うことを想定しています。
東急不動産は「TENOHA能代」を活用したイベント・企画への参画・協力を行い、秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンドはこうした地域活性化の取組に幅広く協力することが想定されています。
■協定参画企業様紹介(企業HPリンク)
・秋田印刷製本株式会社(https://www.akitainsatu.co.jp)
・NEXT VISION株式会社(https://next-vision.co.jp)
・東急不動産株式会社(https://www.tokyu-land.co.jp)
「TENOHA能代」(https://www.tenoha-noshiro.com)
・秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド合同会社 (現在HP準備中)
※三菱商事、三菱商事洋上風力、シーテックが出資する事業主体で、洋上風力発電の整備促進区域である「秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖」における事業を行っている。