能代市史 資料編 近世一
A5判 本体1,196頁写真:26点 付録:年代表
能代は米代川の河口港として発達した。
米代川流域の材木、阿仁鉱山の銅・鉛が能代に運ばれ、
日本の各地に散っていった。能代は政治的な中心地では
なかったが、経済的には土崎につづいて力を誇示できる
地位にあった。したがって藩でもこの地域の政治には細か
な注意を注いできた。
能代奉行は能代に軸足をおいて、米代川流域一帯を
広域的に治め、藩政を支えていた。この地域の動向は、
藩政の盛衰を色濃く映し出して いるのである。
それぞれの文書の冒頭には簡単な内容紹介を試みています。
目次
近世一
佐竹義宣書状
梅津政景日記(抄)
旧記抜書之ヶ条
御用当座覚
能代掟帳
能代奉行支配并役支配之覚
能代方御用日記(野上陳令)
能代方御用留(野上陳令)
拾遺類纂