能代市史 特別編 民俗
B5判 本体902頁写真:823点
能代地域に残る民俗事象をできるだけ拾い上げ、ひとびとの
生活や社会の変容のありさまを、庶民の目で見て記録する。
そこから能代という地域の特性が明らかになっていくのでは
ないだろうか。
人や、村や、社会とのかかわりの中で変化し生き続けてきた
民俗を、「人」をテーマにして語ることによって、わたしたちが
受け継ぎ、受け渡して無形の財産を解き明かしてみたい。
目次
第1章 人と環境
第1節 村の個性
第2節 町の個性
第2章 人と社会
第1節 家族
第2節 地域社会
第3節 地域社会の生活
第3章 人と物のありよう
第1節 装い
第2節 食生活
第3節 住まい
第4章 人と生業
第1節 田や畑を作る
第2節 山もとで暮らす
第3節 漁をする
第4節 町の商い
第5節 職人の世界
第5章 人と時
第1節 人の一生
第2節 生活のときどき
第6章 人の祈りと信仰
第1節 家の神と仏
第2節 村・町の神々
第3節 祈りのかたち
第4節 俗信と民間療法
第7章 人と芸能
第1節 民間芸能伝承
第2節 民間芸能のさまざまと伝承
第8章 人と語り
第1節 ことば
第2節 ひとびとの話し