浅内ナゴメハギ(あさないなごめはぎ)

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国記録選択) 昭和56年12月24日選択

団体名  浅内ナゴメハギ保存会

開催日  12月31日

会 場  能代市浅内地区

浅内ナゴメハギ

由 来  
 冬、いろり端で暖をとっているとき、すねや股につく火形を浅内地区では「ナゴメ」といい、仕事をしないで遊んでいる証拠とされた。このような怠け者を懲らしめるために、鬼がナゴメを剥ぎに来るのが「ナゴメハギ」である。現在では鬼面の代わりに番楽の面を着け、大晦日の夜に子どもを怠けないよう戒めるとともに、老人には励ましの言葉をかけながら集落をまわる。その年の厄を祓い、新年を清らかに迎えようという行事である。


見学場所  能代市浅内字浅内