ふるさと納税寄附金の活用状況について


ふるさと納税寄附金の活用状況

 本市では、ふるさと納税の制度を通じて、地場産品のPR及び市のPRを図っておりますが、令和5年度においては、全国から16,845件、2億2,932万4,807円のご寄附を頂きました。皆様からのご厚意に改めて心から感謝申し上げます。
 皆様から頂いた寄附金については、「能代市ふるさと納税基金」へ積み立て、皆様のご希望に沿った、そして、市民が笑顔になれるような施策に活用させていただいております。

 これまで引き継がれてきた自然、伝統・文化、生活基盤等を地域の誇れる宝として次代へとつないでいけるよう、皆様からのふるさと納税を有効活用させていただき、本市のさらなる発展となるよう事業に取り組んでまいりますので、今後とも能代市への応援をよろしくお願いいたします。

【令和5年7月豪雨災害へのご寄附につきまして】
 また、令和5年7月に発生した豪雨災害に際しましては、全国の皆様から446件、437万9,307円の心温まるご寄附を賜り、心より感謝申し上げます。
 今回の災害によって、多くの市民が被災し困難な状況に置かれているなか、ご寄附のお申込みや心温まる応援メッセージは私たちにとって心強く、大きな励みとなりました。
いただいたご支援は、地域の復旧・復興や今後の防災対策に活用させていただいております。
 今後も、能代市への変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のますますのご健勝とご多幸を心より祈念申し上げ、お礼のご挨拶とさせていただきます。

 頂いた寄附金を活用した令和5年度の事業の一例は、下記のとおりとなっております。
 (詳しくは、関連ファイル「ふるさと納税寄附金の活用状況一覧」をご覧ください。)

ふるさと納税寄附金の使い道

1.自然や伝統文化の継承    金額:48,969千円

◇民俗芸能等振興費
能代市には長年地域で守られされてきた郷土芸能が数多くあり、民俗芸能団体への活動支援を行っています。伝統の歴史と技を守るため、市内ではたくさんの子どもたちが練習し、例年文化祭などで発表しています。

◇観光イベント等支援費
港まつり能代の花火、こども七夕、役七夕に観光客を誘 致し、地域の活性化や交流人口の増加に繋げるため、イベ ントなどの実施団体を支援します。

【その他の主な活用先事業】
ブナの森ふれあい伝承館管理費、一般環境調査費、檜山安東氏城館保存管理事業費など





 


2.特色あるまちづくり活動 
   金額:9,227千円


◇バスケの街づくり推進事業費
秋田県能代市には、高校バスケットボール界の名門「能代工業高校(現校名:能代科学技術高校)」があり、バスケの街づくりに取り組むとともに、現役選手たちを応援しています。能代科学技術高校バスケットボール部の寮生と下宿生へのJAあきた白神米贈呈式が行われ、市とJAが共同で玄米1年分を贈りました。

◇宇宙のまちづくり推進事業費
銀河連邦との交流、のしろ銀河フェスティバル、能代宇 宙イベントを通じて交流人口の拡大を図ります。また、次 代を担う子どもたちに宇宙科学を体験してもらい、宇宙に 親しみを感じてもらう取組を行います。

【その他の主な活用先事業】
恋文のまちづくり推進事業費など






 

 


3.活性化イベントの応援 
   金額:10,234千円


◇天空の不夜城推進事業費
能代市には、一世紀の時を超えて復活した大型城郭灯籠「天空の不夜城」をはじめとする夏のイベントがあります。高さ日本一の「愛季(ちかすえ)」(24.1m)、「嘉六(かろく)」(17.6m)が街なかを運行し、能代の夏の夜を華やかに彩りました。
 




 


4.生活基盤づくり 
   金額:30,906,813千円


◇子育て祝い金事業費
子どもの誕生・入学をお祝いするとともに、出産・子育 てを希望する方の、経済的な不安や負担を軽減し、子ども を産み育てやすい環境づくりを進めるため、誕生祝い金や 入学祝い金を支給します。

◇めんchoco誕生事業費
生まれてきた赤ちゃんにありがとうの気持ちを伝え、いつまでもふるさと能代を忘れずに幸せに暮らしてほしい、家族の絆や地域を思う心を持った子どもに育ってほしいとの願いを込め、新生児に絵本や「木都」能代の木工品をプレゼントしています。
※めんchoco(めんちょこ)とは、秋田弁で❝目に入れても痛くないほど可愛い子❞の意味です。

【その他の主な活用先事業】
移住定住推進事業費、創業等サポート事業費、起業・新商品開発等支援事業費、地域防災力向上事業費など