檜山舞(ひやままい)
由 来
檜山舞は、母体番楽とも呼ばれ、八幡神社の祭礼についてものと言われている。しかし、八幡神社の祭礼の旧暦8月15日に行うほか、盆の13日と15日、20日にも演じられてきた。
番楽の起源について、永禄の頃とも、天正の頃ともいうが、どちらとも決め手はない。いずれにしてもその頃、上母体八幡神社の別当安部氏の三代目大鏡院がかかわっていると考えられる。
安部氏は、修験衆徒として八幡神社の興隆に努めてきており、この番楽もその宗勢拡大の一環として始められたものかも知れない。以来、連綿として上母体の部落の行事として、演じ続けられてきた。
県指定無形民俗文化財 昭和39年11月17日指定
団体名 檜山舞保存会
開催日 8月13日
会 場 能代市母体上母体(もたいかみもたい) 八幡神社
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