羽立ささら(はだちささら)



由 来

 このささらの起源についてはっきりとした記録はないが、安政5年に母体村肝煎に充てた石川官太夫の書いた「覚」によれば、これまでの獅子舞免許が虫食いのため、書き換えをした、という文言がある。これによれば、安政年間以前から行われていたことがわかる。
 伝承によれば、慶長15年に仙北より檜山城代に移された多賀谷氏の無聊を慰めるために、城中において舞楽ささらを披露した。この時多賀谷氏定紋の付いた赤地青地の旗2流を給わったという。それ以来、毎年盆中に必ず城中に召されて演舞し、それより菩提寺に先祖の精霊を弔うことをもって古例としてきたという。

団体名
 羽立ささら保存会

開催日 8月13日



会 場 能代市母体湯ノ沢 羽立会館


大きな地図で見る