避難所等における新型コロナウイルス感染症対策へのお願いについて

  市民のみなさまへ

 災害時に避難所を開設するとなった場合、「3つの密(密閉・密集・密接)」が重なりやすい状態となるため、新型コロナウイルス感染症の感染リスクが高くなります。
 洪水や土砂災害の危険性がなく、自宅での安全確保が可能な方は、感染リスクを背負ってまで避難所に避難する必要はありません。
 本当に避難所に行く必要がある方を、適切に受け入れられるようご協力ください。
 また、以下の点について考えておきましょう。

◎親戚や友人宅等への避難の検討

◆避難所が過密状態となることを防ぐため、可能な場合は親戚や友人宅等への避難の検討をお願いします。
 事前に連絡を取り合い、いざというときに避難できるようにしておきましょう。
 


◎日頃からの備えと災害時の避難行動について確認

◆今一度ハザードマップを確認し、自宅の周りにどのような危険があるか確認しておきましょう。
◆自宅や周りの安全が確保された場合に自宅で過ごせるよう、水や食料などの備蓄品を準備、再確認しましょう。


◎マスクなどの感染症予防物品の持参

◆マスク、アルコール消毒液、体温計等の感染症予防のための物品については、可能な限り持参していただきますよう、お願いいたします。

※市でもマスク等は備蓄しておりますが、数に限りがあることから、自分の必要なもので準備できるものは、自分で持参していただきますよう、ご協力をお願いします。
 

避難所等での感染症対策

 市では、避難所等において新型コロナウイルス感染症対策として、以下のとおり対策に努めます。
 
◎可能な限り多くの避難所を開設
◆3つの密である状態を防ぐため、通常の災害発生時よりも可能な限り多くの避難所を開設しスペースの確保に努める。
 
※避難所の収容人数の関係上、避難者数が多くなった場合に、他の避難所に移動していただく場合があります。
 
◎十分な換気の実施、スペースの確保等
◆避難所内においては、十分な換気に努めるとともに、避難者が十分なスペースを確保できるように留意する。
◆体育館やホールなど大きな空間では、パーテーション等を活用し、スペースの確保に努める。
 
◎手洗い、咳エチケット等の基本的な対策の徹底
◆避難者、避難所運営スタッフは頻繁に手洗いを行い、マスクを着用するなど感染症対策を徹底する。
 
◎避難所の衛生環境の確保
◆物品等は、定期的に、および目に見える汚れがあるときに洗剤を用いて清掃するなど、避難所の衛生環境を整える。
 
◎発熱・咳等の症状が出た方のための専用スペースの確保
◆避難所開設にあたり、発熱や咳等の症状がある方については、避難所内に専用のスペースを確保する。
◆可能な限り、発熱、咳などの症状がある方とそうでない方の避難所内における出入り口や通路などの動線を別々に設定する。