市長への手紙【平成24年度の概要】について

・「市長への手紙」は平成24年度に100件のご意見、ご提言等をいただきました。
 どうもありがとうございます。
・お寄せいただいた手紙のうち、主に市全体に関連する内容をお知らせします。
・手紙の内容、回答は要約してあります。
・「市長への手紙」(ファクスを含む)や「市長へのEメール」の出し方については、関連リンクからご覧ください。

ご意見・ご提言3

町内対抗駅伝大会の開催について

内容

 能代市の活性化、市民の活性化を図る上で市民全体で盛り上げる方策をお祭りの他に何かないか考えていました。
 町内対抗駅伝大会など開催してはいかがでしょうか。町内対抗による市内周回コースを走る5区間程度で
 1部 町内対抗 
 2部 実業団・高校 
 3部 女性(町内・実業団・高校)
 市民駅伝大会の開催です。きみまち二ツ井マラソンは、個人参加による大会。市民駅伝大会は、近隣・となり近所の知り合いが参加する大会。町内対抗には、中学生なども参加可能とし、家族など幅広い層が参加し活性化すると考えます。なお、この大会には警察、競技団体などの協力が不可欠となります。
 市民の冬場の運動不足解消などもあり、是非検討下さい。

回答

 市では、「輝きとぬくもりのまち」をまちづくりの基本目標の一つとし、その中で「スポーツを楽しめる環境を整える」施策を位置づけております。
 本年4月1日には、市民にとって念願の全天候型トラックを有する陸上競技場が完成し、陸上競技の練習をする中高生や健康維持を兼ねて散歩する方々など、多くの市民にご利用いただいております。
 この「風の松原陸上競技場」の竣工を記念して、能代市陸上競技協会では東日本チャリティーランや、陸上競技場と風の松原を走る駅伝大会を企画していると伺っております。駅伝大会の種目としては、小学生から一般の部までとし、一般の部では職場、同好クラブ、地区単位で編成したチームを想定しているとのことであります。
 市街地を回るコース設定では迂回路をどうするか、冬期の開催では積雪等による道路の凍結といった困難な面も多いため、必ずしもご提言いただいたとおりの駅伝大会とはならないことが考えられますが、できる限りご提言の趣旨に沿った大会となりますよう関係団体と協議してまいりたいと考えております。
 冬期間の運動不足解消については、子どもから高齢の方まで気軽に楽しめるニュースポーツの普及を図りながら、運動することの楽しさを広げてまいりたいと考えております。

回答年月

平成24年6月

担当課

生涯学習・スポーツ振興課

ご意見・ご提言2

製品プラスチックの回収調査について

内容

 製品プラスチックの回収調査について、一部地域で継続、廃止されましたが、今後どの様な方向で検討されているのか周知してほしい。
 問題点をとりあげてみると、
 1.ボックスの表示利用方法等の字や写真を大きくわかりやすく表示。
 2.指定ゴミ袋のように世帯主名を記入するような工夫が必要。
 3.発泡スチロールは現在、燃えるゴミであることを周知すべき。

回答

 製品プラスチックの回収事業は、秋田県策定の秋田エコタウンプランで重点事業として位置づけられている「温暖化対策に向けた廃プラスチックのマテリアルリサイクル推進」の事業の一環として、秋田エコプラッシュ株式会社が主体となり実証試験を実施しております。市といたしましても当事業はごみ減量化・リサイクルの推進につながると考え、平成22年11月から試験に協力し現在に至っております。今回のご質問・ご提案につきましては、秋田エコプラッシュ側より伺いました内容も踏まえてご回答いたします。
 回収事業の問題点は、ご指摘のとおり回収対象外のごみ投棄が後を絶たないことであります。一部の心ない利用者が製品プラスチック以外を持ち込むと、それを見た方がこれも回収できると認識し、悪循環の要因となっております。  事業主体の秋田エコプラッシュでは現地に幾度も警告看板を取り付け、市でもカメラを設置し、注意喚起とルール順守を呼び掛け、対策を講じてまいりました。この他、悪質な事案は現場の様子を広報や北羽新報で掲載するなど、住民の皆様へ周知してきたところです。しかしながら、これらの対応策を行ってもなお、依然として回収対象外の排出が相次ぎ、改善が見られないことから、試験回収を今年の3月31日で終了せざるを得なくなりました。
 また、ご提案の看板文字や写真の大型化についてでありますが、一番見やすい場所へ重要なお願いや警告を優先掲示しており、故意に回収対象外のごみを投棄する人以外にはルールが十分伝わっていると認識しております。
 記名制については、家庭用ごみステーションと違い、不特定多数の方が利用することから偽名を使うケースが増えると推測されます。このため、投棄者と記名者が一致する場合が少なくなることが想定され、現段階では導入は考えておりません。
 発泡スチロールは、宅配便など商品以外を梱包していたものはご指摘のとおり燃えるごみとなりますが、それ以外は容器包装プラスチックに分類されます。このため、警告看板には製品プラスチックとして回収しないことを明記しております。
 製品プラスチック回収事業の実証試験は平成25年3月31日で終了予定としておりますが、実証試験の問題点や課題などを検証した上で、今後の事業のあり方について検討したいと伺っております。

回答年月

平成24年5月

担当課

環境衛生課

ご意見・ご提言1

より良い能代の再建の為に

内容

 少子化・高齢化そして木材産業の衰退により人口の減少にいたりました。人を増やすにはどうしたら良いか市民一体となって考えていかなければ労働力が中央に流されます。産業誘致しようにも条件の悪さでなかなかできません。能代の良さをもっと宣伝して集客(観光・七夕・花火・自然)を。
 七夕も大きくなることだし見ごたえのある七夕を作って宣伝し、そして七夕組ももっと改革して、祭りのしきたりも根本的に改革して全市民の七夕に持っていかなければ経費の面で今まで通りにはいかない。撤退する町内も出てくると思います。そうなる前にもっと考えていかなければならないと思います。
 伝統を大切に後世に伝えてこそ、いまいる人々の責任であり、より良い能代の再建の為にもっと智恵をしぼり、より良い方法でこの能代を発展させることこそ市長に課せられた責務です。

回答

 少子高齢化が急速に進む日本におきましても、近年、新たな成長の原動力として観光に対する期待が高まりを見せる中、「地域の個性」が求められるようになってきております。
 
地域の自然、歴史、文化、産業など独自の地域資源を活用することによって、観光による地域活性化の可能性が大きく膨らんでおり、市においても、観光を地域の再生や活性化のための有力な手段として、市民、団体、行政が協力連携を図りながら、取組みを進めようとしているところであります。
 大型七夕につきましては、現在、能代七夕「天空の不夜城」協議会が設立され、取組みが進められております。これは、伝統と新たなイベントをマッチングさせた全市民参加型のインパクトのあるお祭りを実現し、地域の活性化を図ることを目的としており、市も協議会の中で企画運営委員としての役割を担っております。
 事業推進にあたっては、市民の皆様の理解、製作技術、運行方法、資金面等において、乗り越えなければならない様々な課題を抱えております。
 今後、こうした課題を克服し、大型七夕の運行が実現することになれば、観光面において大きな効果が期待されると考えており、市といたしましても実現に向けた取組をしてまいりたいと考えております。

回答年月日

平成24年5月

担当課

観光振興課