奨学金返還助成制度について

若者の地元への定住のため
奨学金を返還している方へ助成します

 市や県では、次代を担う若者の人材確保や定住促進のため、高校や大学等を卒業し、地元で就労しながら奨学金を返還している方(予定者を含む)へ助成しています。

 

能代市奨学金返還助成制度

 本市の奨学金返還助成制度は、申請月から12カ月間を助成対象期間とし、当該期間中に返還した額の全部または一部を助成するものです。(上限:155,000円/年、通算120カ月まで)
 

対象

能代市内に居住しながら奨学金を返還し(予定者を含む)、次のいずれかに該当する方
 ※転居を伴う転勤者、公務員等は除く 
  • 平成28年度以降に高校、大学等を卒業又は中途退学し、平成29年4月1日以降に就職した方
  • 平成27年度中に高校、大学などを卒業又は中途退学し、平成29年4月1日以降に初めて就職した方
  • 平成28年度以降にAターンし、就職した方(大学等の就学以外で、能代市外に1年以上の居住実績がある方)
 

助成対象奨学金

  • 日本学生支援機構
  • 秋田県育英会
  • 能代市奨学金
  • 秋田県社会福祉協議会教育支援資金
 ※市の返還助成制度では、ふるさと人材育成・定住促進奨学金は助成対象外です。
 

助成額

年額上限 155,000円(通算120カ月分)
 

能代市 奨学金返還助成制度の申請手続き

 返還助成制度の申請手続きを図に表したものがあります。下記関連ファイルのPDF「奨学金返還助成制度の申請手続き」をご確認ください。
 申請にあたっては必要書類をご準備いただき、申請手続【例】に従って申請していただきますようお願いいたします。

 

申請時提出書類

  • 助成交付申請書
  • 在職証明書
  • 住民票
  • 納税証明書
  • 確認票(初回申請時のみ)
  • 貸与総額、1カ月の返還額等を証明するもの
 

【例】令和7年4月に申請する場合

令和7年4月 申請者 助成金交付申請書を作成、提出
       本市  申請書を受理、交付決定通知書を送付
    5月 申請者 受領
令和8年3月     対象期
間12カ月間の奨学金を返還
           返還完了報告書を作成、提出
       本市  完了報告書を受理、交付額確定通知書を送付
       申請者 受領
           請求書を作成、提出
       本市  請求書を受理、助成金交付
           振込予定日の案内、次回分の交付申請書を送付

令和8年4月 申請者 2回目の助成金交付申請書を作成、提出
           (2回目以降、同様の手続きにより申請していくこととなります。)



※以上の返還助成制度の申請手続きを図に表したものがあります。下記関連ファイルのPDF「奨学金返還助成制度の申請手続き」をご確認ください。


問合せ先

能代市教育委員会 学校教育課 0185-73-5281
申請書等一式は学校教育課、能代教育事務所に備えているほか、市HPからもダウンロードできます。


 

秋田県奨学金返還助成制度

対象

秋田県内に居住し、県内企業等に就職する方
 ※転居を伴う転勤者、公務員等は除く

 

問合せ先

秋田県 移住・定住促進課 018-860-3751
申請書等一式は県移住・定住促進課や各地域振興局に備えているほか、県就活情報サイトKocchAke!(こっちゃけ)からもダウンロードできます。


 

能代市奨学金返還助成制度と秋田県奨学金返還助成制度の重複申請について

 県と市の両制度を重複して申請することはできません。どちらの制度の要件にも該当する場合、原則、先に県の助成を1年~3年受けたのち、市の助成を受けることを推奨しています。
 ただし、返還残額や返還期間によっては、県の助成を受けず、市の助成を受けた方がより多く助成を受けられる場合がありますので、各制度の申請を行う前に電話等で学校教育課へご相談ください。