国民年金保険料額と納付について

保険料について

保険料を未納のままにしておくと、障害基礎年金や遺族基礎年金などを受け取ることができなくなる場合がありますので、毎月忘れずに納めることをおすすめします。
納付期限は、法令で「納付対象月の翌月末日」と定められています。
経済的な理由などで支払いが困難な方は、保険料免除・猶予制度がありますのでご相談ください。
また、国民年金保険料は全額「社会保険料控除」の対象となります。

定額保険料

令和5年度の保険料額は、月額16,520円です。(令和4年度 月額16,590円)

※国民年金保険料は、法律に規定された保険料上限額17,000円/月(平成16年価格水準)をベースに、
保険料改定率(賃金や物価の変動に応じて政令で定められる率)で計算され、毎年度改定されています

付加保険料 

定額保険料に毎月400円を加えて納めることができ、納めた分は年金を受け取る際に上乗せされます。
付加保険料の納付は、申し込んだ月分からとなります。

 年額 : 200円 × 納付月数

付加保険料を納めるには申し込みが必要です。
基礎年金番号またはマイナンバーのわかるものをお持ちください。

※65歳以上の任意加入被保険者の方、国民年金基金に加入している方は申し込みできません。

保険料の納付について

日本年金機構から発行される納付書で毎月納めてください。
口座振替等を利用すると支払いの手間や時間が省け、納め忘れがなく便利です。
また、まとめて前払いすると割引が適用されます。

納付書で毎月納付する場合(令和5年度)
 16,520円×12月=198,240円

前納割引制度

2年分の前納(令和5年4月~令和7年3月分)
  • 納付書、クレジットカード  387,170円(毎月納付より14,830円割引)
  • 口座振替          385,900円(毎月納付より16,100円割引)
1年度分の前納
  • 納付書、クレジットカード  194,720円(毎月納付より3,520円割引)
  • 口座振替          194,090円(毎月納付より4,150円割引)
(6か月分の前納
  • 納付書、クレジットカード  98,310円×2回=196,620円(毎月納付より1,620円割引)
  • 口座振替          97,990円×2回=195,980円(毎月納付より2,260円割引)
毎月(早割) ※納付期限よりも1か月早く口座振替

口座振替                        16,470円×12月=197,640円(50円×12回=600円割引)

キャッシュレス決済

「領収(納付受託)済通知書」(納付書)のバーコードを決済アプリで読み取ることによって、キャッシュレス決済が可能です。
利用する際に、対応する決済アプリをスマートフォン等の端末にインストールすることが必要になります。
利用可能なアプリ
  • auPAY
  • d払い
  • PayB(PayBと提携している各金融機関が提供する決済アプリを含む)
  • PayPay
  • 楽天ペイ
  • LINE Pay
留意点
  • バーコードが印字されない納付書(30万円を超える金額の納付書および延滞金納付書)は決済ができません。
  • 各決済アプリの操作方法や「ポイント」の付与・利用条件等については、ご利用の決済事業者にお問い合わせください。
  • 決済利用後の納付書は、コンビニ・金融機関等で誤って使用しないよう注意してください。

納付書レス納付 ※現在、利用停止しています。再開時期は未定です。

納め忘れ、納付期限間近の保険料を納付書を使用せず、ねんきんネットで納付することができます。
納付対象期間
  • 前月分以前
  • 追納の申し込みが承認された期間
※当月分以降の保険料を納付する場合は利用することができません。

利用方法については日本年金機構ホームページ(関連リンク先)をご覧ください。